妊娠初期だけでなく妊娠中にタバコを吸うと流産のリスクが高くなるといわれています。
厚生労働省のデーターにもそのことは書いています
では、妊娠初期の喫煙、受動喫煙は流産の危険はどれぐらいあるのでしょうか?
妊娠初期と喫煙の因果関係について調べてみました。
約1.5倍流産のリスクが高くなる
妊娠中であっても今までどおり喫煙していると、タバコを吸わない人よりも1.5倍ほど流産のリスクは高くなるようです。
ただ、初期の流産は原因を探るにはとても難しいようで、10週未満での流産は赤ちゃん側の原因がほとんどだそうです。
染色体異常や遺伝性などさまざまですが、それに加えて精子や卵子の老化の原因だとも言われています。なので、喫煙が原因だと関連付ける事は難しいようです。
受動喫煙による流産のリスクは
これはどれだけの量を吸い込んだかという数値化での資料は探してみましたがいいものが出てきませんでした。なので、シュミレーションでどれだけ吸った事になるのかという目安について書いてみようと思います。
その横に1日10時間いた場合、あなた(妊婦)は4本程度のタバコを吸っているのと同じだといわれています。
※日本禁煙医師連盟より
実際にどれくらいの受動喫煙を吸えば、害が出るのかは個人差もあって一概には言えない部分もありますが、ひとつの参考目安にしてみるといいかと思います。
妊娠中は受動喫煙が多くなるパチンコ屋やカラオケボックス、居酒屋にはあまり近づかないほうがいいのかもしれません。
少量の受動喫煙はあまり気にしなくてもいい?
妊娠初期の受動喫煙による胎児への影響は毎日何時間も受動喫煙を吸っている場合に影響がでてきやすくなってくるというものであって、たまたま吸い込んだとかいう場合にはそれほど気にする事もないように思います。
- お店に入ったら隣の人がタバコを吸い始めた
- タバコを吸っている人が横を通りすぎていった
- 部屋の中にタバコのニオイが入ってきた
受動喫煙が妊娠初期には良くないといってもそこまで警戒しなくてもいいでしょう
四六時中タバコの煙に目を光らせて生活しているとストレスもたまりそのほうがかえって胎児によくないように思います。
受動喫煙は確かに妊娠初期にはよくないですが
過度な気にしすぎも良くないという事も知っておきましょう